観葉植物は、その名の通り
葉を観賞する植物です。
花を咲かせるものもありますが、日本の風土では、
なかなか咲かないのがほとんどです。
観葉植物の育て方を、3のポイントに
分けてごく簡単にご紹介いたします。
今回ご紹介する育て方は、一般的な方法であり
全ての植物に適用するものではありません。
観葉植物は、暖かく明るい場所がとても大好きです。
室内の出来るだけ明るい場所を選んで置いてください。
明るいとはいっても直射日光が当たり過ぎると
葉焼けの原因になりますので気をつけてください。
春から秋にかけては、屋外の日陰が最も良く成長します。
時々外に出しておくと株が丈夫に育ちます。
暗い場所でも成長できる植物はありますが、
枝がか細く成長してしまい、
見た目が悪くなってしまう場合があります。
意外と大切なのが鉢の土です。
古くなると土の中の養分も無くなり、
土の隙間が無くなり根が元気に
成長しなくなってしまいます。
丈夫な株を作るには土は最も大切です。
新しいものに入れ替えたり、
鉢を一回り大きいものに
植え替えたりすることも必要です。
植え替えの際は、良質な土を
使用することをお勧めします。
良質な土を使うことで、しっかりとした根が
生え丈夫な株に成長します。
春から夏にかけては基本的に、
土の表面がしっかり乾いたら、
鉢底から水が出てくるまでたっぷりあげてください。
しっかり乾いていなければ、
一滴もあげる必要はありません。
土が湿っている状態と、
乾燥している状態を繰り返すことが必要です。
秋になると冬越しの準備の為、
水やりの間隔をあけるようにしてください。
(気温が下がり水分を減らしていくと
植物は糖分を蓄え冬越しに備えます)
冬は出来るだけあげないようにしてください。
表土がしっかり乾いてから1週間後でも大丈夫です。
水を揚げる時は、出来るだけ
暖かい日の朝にあげてください。
【春】
春の紫外線を感じて成長を初めます。
新芽を発見したら肥料をあげることで
成長を促進することが出来ます。
【夏】
猛暑が続く頃は出来るだけ風通しの
良い涼しい場所に移動させてください。
【秋】
暑さが和らいだら冬越しの準備をします。
肥料を与え水やりの回数を減らしていきましょう。
【冬】
出来るだけ昼と夜中の寒暖の差が無いようにしましょう。
水をあげ過ぎないように。
基本的に観葉植物の成長には、
人間が快適と感じる環境が最も良い環境です。
暗い場所より明るい場所、寒いより暖かい場所、
反対に暑いより涼しい場所。
お腹がすいたら食べる飲む。
人間と同じようにしてあげれば上手く育ちます。
Copyright(C)2013 Lilas Blanc.All rights reserved.